看護師さんが派遣で働くメリット

看護師として働く側の立場から考える派遣と正社員の違いとは?

asia-1822460_640.jpg

■派遣とは何か?

雇用主が病院ではなく派遣会社です。

つまり給与は派遣会社から支払われることになります。

病院は派遣会社に労働分の対価を支払います。その1部が派遣社員に給与として渡されるという仕組みです。

派遣社員は契約期間が決まっています。3ヶ月だったり6ヶ月だったりいろいろありますが、その期間を超えての契約の場合は、雇用主と事業所、派遣会社の間で契約更新をする必要があります。

■なぜ派遣の方が時給が高いの?

理由は2つです。

 

・基本的には、ボーナスや退職金がない

・契約更新できる保証がない

 

病院側としては、時給あたりで計算をするとコストがかかるのですが、病院の従業員ではないため保険や退職金の支払いをする必要がないので、他の正社員よりも時給を高くできるのです。

看護師さんの場合は正社員のパートは時給1,500円だけど、派遣は時給2,000円なんてことは珍しくありません。

ただし、派遣で働くということは短期的には収入は得られるが、長期就業においては、リスクが高いと考えてください。

 

■看護師さんにとって派遣で働くってどうなのか?

前提として今の日本は看護師不足です。事務職の派遣とは大きく異なるのがこの需要と供給のバランスなので、これがとてもポイントになります。

結論から言うといくつかのパターンに当てはまる看護師さんにはオススメできます。

 

■オススメのできる方

1、働くことのできる期間が決まっている看護師さん

例えば、6ヶ月後から引っ越しが決まっているので6ヶ月しか働くことができない。こういったケースであれば、短期的に割り切って稼ぐことができるので、良いかもしれません。

2、複数の勤務先を掛け持ちをしながらでもとにかく短期的に収入を得たい看護師さん

1つの病院での勤務となると他の方との兼ね合い等でどうしても勤務に制限が出てきてしまうと思いますが、派遣の登録であれば夜勤専従の仕事を掛け持ちでするということもできるかと思います。

 

■オススメのできない方

1、長く勤務をしていきたいと考えている看護師さん

病院側の派遣を雇う最大のメリットは短期的に必要な人員を確保できて、必要がなくなった場合には雇用を継続する必要がないことです。

具体的によくあるパターンが産休育休の看護師さんが想定以上に出たので、現場が足りなくなるからその代替要員として必要であるとか、新卒の採用がうまくいかなかったので来年の新卒採用までの1年間は派遣を採用しないといけないとか、他にも福島や熊本で震災があった時にどうしても人が足りなくなった時など、つまり一時的に看護師を必要としているような状態で1.2年くらいと考える病院が多いです。

派遣でずっと回せば良いという考えもあると思うのですが、それは医療従事者に関しては、難しいと思っています。現場にいる看護師さんであればよくお分かりだと思うのですが、患者さんのことや病院の仕組みのことを把握していない派遣の看護師さんが病棟にたくさんいたら、その病棟は回らないと思います。

 

<まとめ>

これを総合的に判断すると、長く働く職場を考えるのであれば、派遣ではなく正職員としての職場を探されることをオススメします。