訪問看護師で働くとは?①

訪問看護のやりがいって何だろう
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訪問看護とは?

看護学校の実習でも経験をされているかと思いますので、訪問看護のイメージがつかないという方はいないと思いますが、下記のように定義をされています。
訪問看護とは訪問看護ステーションから、病気や障害を持った人が住み慣れた地域やご家庭で、その人らしく療養生活を送れるように、看護師等が生活の場へ訪問し、看護ケアを提供し、自立への援助を促し、療養生活を支援するサービスです。
訪問看護の需要拡大について

日本は高齢化社会まっしぐらです。国は医療費削減のために病院から在宅へシフトさせたいのです。病院での在院日数を短くすることで医療費は大きく削減されます。診療報酬も在院日数を減らすと高くなるように設定をされています。そうして2025年までには病床数を約30万床削減する計画です。単純に病院で入院できなくなった、30万人の方は他の有料老人ホームや在宅へ移るということになります。
ここで、必要になるが訪問看護です。すでに、2020年のタイミングで20,000人くらいの訪問看護師が不足するといわれています。
有料老人ホームでも基本的には訪問看護の形態をとるところが多いです。大手のベネッセは訪問看護師を募集しているのですが、自前で持っている有料老人ホームへの訪問をしています。1軒1軒の家を回ることだけが訪問看護ではないということも覚えておいていただけたらと思います。
・働く上でのメリット

 1、利用者さんとしっかり向き合った看護ができる。
 2、時間の融通が効きやすい。
 3、給与待遇が良い。

1、利用者さんとしっかり向き合った看護ができる。
訪問看護師としての魅力は何と言っても”寄り添った看護”ができるということだと思います。某医療法人の訪問看護の統括部長Wさんと話をした時に言われた言葉で、今でも鮮明に記憶に残っている言葉があります。
訪問看護は看護師としての行き着くところだと思っている。ココに全てがあるから1度訪問看護をしたら辞められない。」
目を輝かせてこんなことを言われるので、W看護部長のことを大好きになってしまいました。
少し話は外れましたが、総合病院で業務に追われていて”寄り添った看護”ができないという看護師さんはたくさんいます。結婚出産を機に退職をして復帰をしたいけど病棟には忙し過ぎて戻れない、、、そんな方には、個人的には、クリニックではなくて訪問看護を強くオススメします。
その理由は2、に続きます。
2、時間の融通が効きやすい。
訪問看護は、時間が決められています。基本的には医療保険であれば1回の訪問で30分-90分です。それを常勤の方だと1日で4.5件回るのが一般的です。
子育て復帰の看護師さんにオススメしたいという理由はここです。子育てをしながら働くときに最も重要になってくるのが、時間だと思います。お子さんのお迎えに間に合わなければ働けません。病院やクリニックであれば、患者さんの数は決まっていません。医療現場ですので急変での残業は当たり前です。ということで帰りの時間がどうしても遅くなりがちです。
それに比べて訪問看護であれば、時間が決められていますので、しっかりと計画的に仕事を終えられます。なかにはターミナル等で急変のある方もいらっしゃいますが、そういう方はステーションでも把握されていますし、管理者やベテランの方が担当するケースが多いのでそんなに心配はいりません。基本的には、ターミナル以外で急変があるような方は在宅に戻っていないのでそこは安心していただければと思います。
ステーションによっては、時間も10時からの訪問に間に合えば大丈夫とか13時からの訪問でもいいよとか、比較的時間に融通を聞いてもらえるところもあるので、子育てをしながらの方には訪問看護はオススメしたいです。
3、給与待遇が良い
ここは、あまり前面的にオススメするつもりはないのですが、現状の診療報酬においては、比較的訪問看護は優遇されているので、時給や給与面は他の施設形態に比べると良いのではないかと思います。ただし、給与だけで飛びついてしまうと色々落とし穴はあるのでここはしっかりと確認をしていただきたいです。
詳しいことはこの次の”事業所選びで気をつけてほしいこと”を読んでください。