看護師の紹介会社とは何か?

ここ数年で看護師さんの紹介会社が数え切れないくらい増えています。
ここでは、基本の知識を知ってほしいと思います。
<目次>
 1, 紹介会社とは?
 1-1, ハローワークやナースセンター(看護協会)との違いは?
 1-2, 紹介手数料ってどれくらいするの?
 1-3, すぐに辞めてしまった場合はどうなるの? 
 1-4, なぜ病院は、お金がかかるのに利用するのか?

 

■紹介会社とは?

簡単に説明すると、仕事を探したいという”求職者”と人材を採用したいという”事業所”をマッチングします。マッチングが成立すると事業所から求職者に”紹介手数料”が支払われます。

f:id:stem-ken:20171001214501p:plain

看護師のような専門職の場合は、学校と病院との連携が強くあまり新卒の時に就職活動をすることがないので、リクルートやマイナビといった人材系の会社には馴染みがないかもしれませんが、そういった大手の会社も当然、看護師人材紹介サービスを扱っています。

 

・ハローワークやナースセンター(看護協会)との違いは?

簡単に言うと、病院や施設が、お金を払うか、払わないかの違いです。
紹介会社からの紹介の場合は、病院は紹介会社に紹介手数料を払います。
ハローワークやナースセンターの場合は公的期間になるため手数料はかかりません。
紹介会社は全て厚生労働省から認可を受けて”有料職業紹介”の番号を取得するのですが、この”有料”というのは病院や施設側にとってと理解すると分かりやすいと思います。
 
・紹介手数料ってどれくらいするの?

結論から言うと、看護師さんお1人の紹介手数料の平均は70〜80万円です。
当然、これには計算方法があります。
紹介手数料 = 想定年収 × 手数料率(15%〜25%)
年収400万円の看護師さんで手数料率が20%だった場合は、80万円ということになります。
手数料率は、紹介会社によって違いますが、大手の会社は大体20%〜25%のところが多いかと思います。
 
・すぐに辞めてしまった場合はどうなるの?

紹介会社によって違うのですが、早期の退職の場合は6ヶ月以内くらいまでは、返金をするという会社がほとんどです。これも期間の長さによって返金率が定められており、例えば 1ヶ月以内の退職は50%。3ヶ月以内は30%。といった仕組みで時間が立つほど返金率が低くなります。
 
・なぜ病院はお金がかかるのに紹介会社を使うの?

理由は2つです。
1つ目は、ハローワークやナースセンターに依頼をしても看護師さんが集まらないからです。都市に行けば行くほど、年齢が若ければ若いほど、ハローワークやナースセンターは機能していません。忙しい看護師さんが、制約の多いハローワークに通うということはできないですし、そこまでしなくても、人材不足であるため、仕事は見つかります。
2つ目は、少しでも良い人材を獲得するために間口を広げるためです。
今後は、ますますこういった目的で紹介会社を使う、医療機関は増えてくると思います。
1人を採用するのに80万円という記載をしましたが、これは決して高くありません。
ホワイトカラーの転職市場で考えると、紹介手数料率は30%程度ですので紹介手数料は100万円を超えるケースがほとんどです。
さらには、長く働いてもらうことを考えると、仮に5年間だったとしても1人採用をしてからその方に病院が支払うコストは5,000万くらいにはなると思います。
そう考えると採用側としては、紹介手数料の80万円というのは短期的なコストでしかなく、病院にとって良い人材を確保できる方が大きなメリットになる訳です。
看護師さんが、紹介会社を使うメリットも同じで、自分の転職の可能性を広げるためだと思います。
 
この辺りは、”紹介会社を使うメリットについては?”に詳しく記載をします。